韓国・ソウルの Presbyterian College and Theological Seminary で開かれた「アジア太平洋初期キリスト教研究学会 Asia-Pacific Early Christian Studies Society」第7回学会において、研究代表者の上村、分担者の佐藤がそれぞれ研究を発表しました。学会二日目 (July 6) の第3セッション Augustine において、出村和彦教授の司会のもとで行なった発表のタイトルは、以下の通りです。
- N. Kamimura, “Augustine’s Interpretation of a Passage from Romans in His Early Works”.
- M. Sato, “The Word and our Words: Augustine’s Understanding of Christ as Divine Word”.
二回目の韓国訪問でした。はじめて当地で開かれる APECSS ということで招聘元がたいへんに力を入れて準備を整えてくれ、快適な学会でした。セッションの発表においては、日本からの若手の発表についてあらかじめサポートし、なんとかはじめての国際学会発表をおこなうことができ、一安心でした。エクスカージョンで訪れた国立博物館の収蔵品はすばらしいものでした。また、カンファレンスディナーでは、伝統の宮廷料理の一旦をうかがうことができ、文化の伝統に強い印象を受けました。