英国オックスフォードのオックスフォード大学で開かれた「第16回国際教父学研究集会 16th International Conference of Patristic Studies」において、研究代表者として研究発表を行ないました。学会初日の午前 (Aug 9) に、Prof. Karla Pollmann の司会のもとで行なった発表のタイトルは、つぎのとおりです。
- N. Kamimura, ‘The Significance of the Sortes in Augustine’, 16th International Conference on Patristic Studies, Oxford University, Oxford: 8-12 August 2011.
前回に引き続いて参加した ICPS では、おなじく Christ Church に宿泊しましたが、場所は違って Meadow Building でした。古めかしい尖塔の3階、広さは2部屋もあって十分でしたが、部屋の床が緩やかに傾いていました。APECSS の Social Gathering が学会の最中にひらかれて、皆と旧交を暖めたのもよい想い出になりました。
肝心の発表は、論の焦点を上手く絞ることができたので質問も出てきましたし、テーマである sortes についてすでにこの領域の先達である Prof. William Klingshirn が発表の場にいて、発表後に質問を受け、また議論をおこなうことができました。