カナダ・フレデリクトンの聖トマス大学で開かれた「カナダ教父学会 Canadian Society of Patristic Studies」年次集会において、研究代表者の上村が研究を発表しました。学会二日目 (May 31) の第5セッション Augustine において、Dr. Geoffrey Dunn の司会のもとで行なった発表のタイトルは、つぎのとおりです。
- N. Kamimura, ‘The Exegesis of Genesis in the Early Works of Augustine’, Annual meeting of the Canadian Society of Patristic Studies, St. Thomas University, Fredericton, N.B.: 31 May-2 June 2011.
昨年秋に申請した新しい科研費プロジェクト「アウグスティヌスにおける聖書解釈の理論と実践」が無事採択されたので、計画にしたがって1回目の研究発表のため、CSPS に参加しました。今年はオクスフォード・イヤーなので NAPS が開催されず、日本からカナダの東端ニューブランズウィック州まで直行する旅程は大変でしたが、キャンパスは美しく、学会での討論も実りあるものになりました。